マランで語学教師、スラバヤで会社員&主婦、彼此6年をインドネシアで過ごして2012年6月、浜松住民に。どこにいても、住めば都。何気ない日々が私の宝物。


by hana8796
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カテゴリ:「イ」の国(大学)のこと( 5 )

早起きは三文の徳


今日は、弁論大会。朝5時、貸切バスで学生たちとスラバヤへ。家を出たときには、まだ空に星が瞬いていた。冷たい空気が身にしみる。

私がこんな時間に起きることはほぼありえないけれど、町は活動を開始している。例の野菜売りのトラックは、もういつもの場所でスタンバイしていた。公共の乗り合いバス(ミクロレット)も、本数は少ないとはいえ、もう運行している。町の清掃係が、道路のごみをほうきで掃いている。ウォーキングをしている人も、もうチラホラいる。

みんなが集合するのを待つうちに、あっという間に明るくなり、気がついたら学内の広場は、体を動かす人たちの姿でいっぱいだった。バスが出発。町の様子、遠くの山や田、乗り物から外の様子を眺めているのが好きだ。が、気がつけば爆睡。スラバヤ着。7時というのに、日差しが痛い。

今年の練習は、準備時間がものすごく短かったものの、学内選考を経て代表になった2人は非常にがんばってくれ、発表も大きなミスなく終わった。結果、1位と3位をいただくことができた。2位までに入賞すると、ジャカルタの全国大会へ出場権を得る。そのジャカルタ大会で2位までに入賞すると、短期間ながら日本へ行けるのだ。

話すのが上手でも、アイディアがまとまらない子もいる。アイディアは山のようにあっても、外国語でそれをまとめるというのは大変なことだし、原稿を書いたあとも暗記・発音矯正・表現などこなさなければならない課題はたくさんある。最後に、舞台でのプレッシャー。

途中であきらめてしまう子も多い中、舞台に上がるだけでもすごいことなのに、賞をもらえるほどがんばった学生に、こちらの方が頭が下がる思い。一人は私が着任した2年前から挑戦しつづけてきて、やっとつかんだジャカルタへの切符。結果を聞いたときは、思わず目が潤んでしまった。

一生懸命、真摯に取り組む姿は、やっぱり美しい。応援にまわった学生たちの元気な声援と、自分のことのように喜ぶ姿にも、また、感動。ヤバイ、こういうのがやめられないのだ。
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by hana8796 | 2009-05-03 23:06 | 「イ」の国(大学)のこと

ある一週間~水曜日


3年生(最終学年)の会話の授業。卒業後の進路をにらみ、一応‘ビジネス’会話。
ビジネスマナーや敬語を勉強しているのだが。

私の授業はまず、前回の学習項目をもとにした会話の発表から始まる。
お題を与えて準備させたり、その場でロールプレイにしたり。

今回、トピックは「反対の意見を言う」で、
「それもそうだと思いますが・・・」「~ではないでしょうか」などがポイント。

で、出てきた会話は・・・

(社員旅行に行く話)

A(社長役)「バリへ行くことにしよう」
B(社員役)「社長、バリへ行くのもいいんですが、私たちの会社は有名になりましたから、
        海外へいったらいかがでしょう。ヨーロッパとか、アメリカとか・・・」
A      「ああ、そうですね。それじゃ・・・イラクに行こうか」
B      「あ、いいですね。今話題がたくさんありますし」
A      「じゃ、計画を作って、連絡してね」

・・・・・・

ええっ!?どうしてイラクがOKになっちゃうんだ?何するんだ?
そこも反対しようよ・・・もちろん、やってる方も受け狙いで、
聞いている方も野次を飛ばして、あおる。

一事が万事こういうわけではないが、
冗談好きの国民性は外国語を使っても、隠れることはないらしい。

暑さでやわらかくなっている脳みそにこれだから、
私の脳みそはどんどんグニャグニャになっていく。
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by hana8796 | 2009-04-29 19:45 | 「イ」の国(大学)のこと

ある1週間~月曜日

2年生の文法の授業が2コマ。本日の学習項目・・・
・~くせに ・~つつ ・~(とはいう)ものの

すべて「けれども、のに」の逆説用法なのに、それぞれニュアンスが
違うのだから、やっぱり頭が痛かろう。。。

項目ごとに説明した後、学生たちの自由例文。
私:「悪いとはしりつつ・・・?」  
学生たち: 「宿題をしません」「授業をサボっている」「テレビを夜遅くまで見てしまう」 

そこにすかさず追加する輩がいる。「ですから、朝寝坊!」「サボります!」

お、なかなかいいぞ。
しかし、出る出る。授業の不満、サボりネタ。

私:「免許は取ったものの・・・?」
学生たち: 「車が買えません」「道がわからない」「車が壊れた」

あ、そうそう。車は相当高いからね。。壊れている車、道端でよく見るね。。

または、クラスメートネタ。
A:「Bさん(ジャワ島以外からの学生)は、ジャワ島に3年
     住んでいるくせに、ジャワ語’が全然話せない」
B:「Aさんは、恋人がいるくせに、また恋人を探している」
C:「Aさんは・・・」

と、やりあっている。

時には一緒になって笑い、時には言いたいことの汲めない例文に苦笑。
この辺が、日本人学生の授業風景と雰囲気が違うところかなぁ。
私、指名されなきゃ、発言なんかしなかったもんな・・・

みんな、とりあえず何かを言おうとがんばる。そこに救われる。

大事な科目だから、このペースで週3回。難しい、早い、宿題が多い。
3拍子そろって、実は、学生にとって一番頭が痛くて、憂鬱であろう授業。

明るく、がんばる姿に元気をもらう。


’ジャワ語:ジャワ島東部で使われている地方語。民族、島が違えば言葉も違う。
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by hana8796 | 2009-04-28 01:31 | 「イ」の国(大学)のこと

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話しかけられているのか、と思いきや、これは私の大学で毎年1度行われる日本語イベントの名前。今年で4回目。参加型のイベントで、弁論の部、書道の部、カラオケの部、日本語知識クイズの部などなど、地域の高校生向けの大会がいろいろあって、2年生の学生が中心になって運営する。

よさこい踊りの披露にはじまり、開会式では英語専攻の学部長先生が浴衣姿で、わざわざ出向いてくださった文化担当の領事がバティック姿で、ともにイベント開始のドラをならす。ゴ~ン。

開会式後は、各教室に会場を移して大会がはじまる。私はなぜか、毎年いつも“日本語クイズ大会”担当になっている。楽しくていいのだけど、問題読み上げ係りとして、1日中部屋に入り浸り。学生たちが準備した問題は、かなり多岐にわたっていて、‘日本で部屋に敷いてあるものの名前は?’とか、‘七夕の時に使われる主なものを2つ答えてください’とか、こういう問題はいいのだけど、‘○○というアニメの筆者は誰?’こうなると、私の方が答えがわからない、ということになってくる。ははは・・・

でも、このイベントで見たような子が、次の年の新入生の中にいたりすると、私たちもうれしいのだ。明日は準決勝以降の大会が続く。
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by hana8796 | 2009-03-14 20:55 | 「イ」の国(大学)のこと

大学紹介

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私の勤務先は、インドネシアはマランにある某国立大学日本語学科。
総合大学で学部はたくさんあり、私もよく把握していない。

最近学内がどんどん整備され、きれいになってきた。
分別用のゴミ箱もある(日本では、特記するべきことでもないが)。
道も広くなり、緑も増えた。公園のようなスペースもできてきた。

これは、学内の中心に位置する学長本部。
語学学科の事務所・教室はこの裏にあるが、
施設はまだ旧式。何事も、まず真ん中から・・・!?
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by hana8796 | 2008-08-26 16:01 | 「イ」の国(大学)のこと