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マランで語学教師、スラバヤで会社員&主婦、彼此6年をインドネシアで過ごして2012年6月、浜松住民に。どこにいても、住めば都。何気ない日々が私の宝物。


by hana8796
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ある1週間~月曜日

2年生の文法の授業が2コマ。本日の学習項目・・・
・~くせに ・~つつ ・~(とはいう)ものの

すべて「けれども、のに」の逆説用法なのに、それぞれニュアンスが
違うのだから、やっぱり頭が痛かろう。。。

項目ごとに説明した後、学生たちの自由例文。
私:「悪いとはしりつつ・・・?」  
学生たち: 「宿題をしません」「授業をサボっている」「テレビを夜遅くまで見てしまう」 

そこにすかさず追加する輩がいる。「ですから、朝寝坊!」「サボります!」

お、なかなかいいぞ。
しかし、出る出る。授業の不満、サボりネタ。

私:「免許は取ったものの・・・?」
学生たち: 「車が買えません」「道がわからない」「車が壊れた」

あ、そうそう。車は相当高いからね。。壊れている車、道端でよく見るね。。

または、クラスメートネタ。
A:「Bさん(ジャワ島以外からの学生)は、ジャワ島に3年
     住んでいるくせに、ジャワ語’が全然話せない」
B:「Aさんは、恋人がいるくせに、また恋人を探している」
C:「Aさんは・・・」

と、やりあっている。

時には一緒になって笑い、時には言いたいことの汲めない例文に苦笑。
この辺が、日本人学生の授業風景と雰囲気が違うところかなぁ。
私、指名されなきゃ、発言なんかしなかったもんな・・・

みんな、とりあえず何かを言おうとがんばる。そこに救われる。

大事な科目だから、このペースで週3回。難しい、早い、宿題が多い。
3拍子そろって、実は、学生にとって一番頭が痛くて、憂鬱であろう授業。

明るく、がんばる姿に元気をもらう。


’ジャワ語:ジャワ島東部で使われている地方語。民族、島が違えば言葉も違う。
by hana8796 | 2009-04-28 01:31 | 「イ」の国(大学)のこと